当店で書いている内容はすべて「そう言われている」ものの一説なので人によっては違う意見もあることを踏まえて、最終的には個人で真偽の程をご判断ください。
首こりとか肩こりとか腰のコリに対して「こっている」とか「張っている」って言いますよね?「コリ」については前回のブログで説明したのでわかったと思いますが「張り」ってなんでしょうか?「コリ」とは違うのでしょうか?
同じような感じで使っているかもしれませんが実際は別の意味なんですね。
いきなりですがまとめです
・「コリ」は筋肉の動きが悪くなったところに老廃物が溜まって出来たモノ
・「張り」は縮こまった筋肉に引っ張られて伸ばされた状態のことです。
このように「コリ」はモノで「張り」は状態を言います。「張り」の反対の意味は「縮こまり」です。
なので
「張っているのでコッた」「縮こまっちゃってコッた」といった使い方になります。
正しい使い方をしなくてもかまわないです
細かく言うと違うことなのですが、お店側としては伝わるので思ったとおりに話してくれて構いません。
構わないのですがとりあえずいろいろ説明しますと・・・
大抵の人が「コッている」といっているのは「張っている」ところです。「縮こまっている」ところがツラいと訴える人はそれほど多くありません。
なぜかというと・・・
運動会などでやる「綱引き」を想像してみてください。
強いチームが優位に引っ張っているのを弱いチームが一生懸命抵抗して突っ張ってますよね?漢字が紛らわしいんですけど・・・引っ張っている方が縮こまっていく筋肉で抵抗している方が伸ばされている筋肉になります。
抵抗している方が状況として引っ張っている方よりツラいですよね?なので「縮こまっている」ところより「張っている」ところのほうがツラく感じます。
自覚としてあらわれるまでの流れ
①筋肉が縮こまる
②反対の動きをする筋肉が伸ばされる
③どちらにも「コリ」が出来ます。
④伸ばされてる方に自覚が出てくる。
このような流れがあるのでその発生元の「縮こまったところ」を緩めてあげることが「張っているところ」を緩めることにもなるので、説明をしないと「ツラいところをあまりやってくれない」って言われてしまうことも多々あります。
このように「縮こまって固まっている」ところを緩めたり、「張っていて固まっている」ところを緩めたりして身体のバランスを整えてあげることで楽な状態が比較的長く続きやすくなります。張っているところに自覚が出て、ツラいからそこばかり揉んでもらっても状態が変わりにくいというのがわかったでしょうか?
なにごともバランスが大事です。それでは次回また別の話題でお会いしましょう。
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